最近台北の地下鉄に乗っていると感じる事がある。

なんか降りるときの後ろからのプレッシャーが凄くないか。。

日本に居る時はあまり降りるときにそれを感じた事はありません。
日本ではむしろ乗るときに感じるものです。

〜日本〜 
電車が到着する。
電車内には空席が数席分。僕の後ろには何人もの人が並んでいる。。
後ろから感じる殺気。後ろの人間から感じる「俺は座れるのか」という不安。 
最後方から感じるどうせ座れないぜという悲壮感。

ドアが開けば、
我先にと電車内に飛び込む乗客たち。
その顔はあまりにも必死で前に並んでいた僕が引くほどだ。
みな人生の全てを今日の一席に捧げるような振る舞いで一心不乱に空席へ向かう。
一日に楽しい事なんてこれしかないんだと言った様子のリーマン。
座らなければ足がおかしくなってしまうといったおばはん。

日本では乗るときにプレッシャー、様々な人生の悲哀を見る事が出来る様な気がする。


〜対して台湾〜
電車に乗るときは、みんな悠長なものだ。
我先にと席に向かう人をあまり見た事がない。
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ただし降りるときは違う。
僕は電車のドア入ってすぐの角に居る事が多いので、降りるときは先頭になる事が多いのだが、
まず駅に着く少し前から感じるプレッシャー。
無言の圧力が僕を責め立てる。
駅に入り、ドアが開く。
一歩出るのが遅れるだけで、僕の視界に入ってくる無数の足。
どんどん追い越して行く。
のんびり降りたいだけなのに、
「お前邪魔なんだよ」の避難の目を浴びせてくるものもいる。

そして僕は少しの悲しみを携えて電車から降りるのだ。


うーん、これも文化の違いか。


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