台湾をめぐる冒険

前作、神馬笛をめぐる冒険からはや数年。今度は台湾・台北でのお話です。

カテゴリ:台湾 > ニュース

現地のニュース 

今日台湾で飛行機の着陸の際に事故があったようです。

便名はGE-222。
台湾の国内線です。
高雄から澎湖行きの飛行機だそうです。
詳細は判明していませんが、かなり大きな事故のようです。

このブログの読者の中にいるかどうかは分かりませんが、
もし、この飛行機に乗っている可能性があるかもしれない人のお知り合いの方は、
すぐに連絡をしてみてください。
 
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こんにちは。
日本に一時帰国中のため、ブログがなかなか更新出来ておりませんでした。
日本に帰って、会ってくれる人が居るというのは嬉しい事です。

さて、日本に帰ってニュースを見てたら目についたのがコレ。 
「國立」故宮博物院に関して。
まあ簡単に言うと、
台北にある國立故宮博物院が初めて日本で開催する展覧会に、
本来の名称である「國立」故宮博物院の「國立」が
日本側のポスター等に展示されていないという問題。
THE HUFFINGTON POSTの記事 

まあ日本側の中国に対する配慮から、記載がされなかったのだと思います。
台湾側としては国宝級の展示物を日本に持っていくということが
そもそも大変な決断で凄いことしてんのに、
日本の器、ちっせーていう感じでしょうか。
写真 2014-06-23 13 47 06
僕の鍵束に付いている白菜くんも泣いています。

日本と台湾は国交が無いため、
博物院などの重要な文化財を持っていくのが難しいらしいです。
その理由はこの記事が詳しいです。
[中国/台湾]故宮めぐり日本で法整備
中国が台湾の所蔵物は中国のものだと主張して、
日本にある間になにかあれば、戻ってこないのではと危惧しているためですね。
そんなのも乗り越えて日本に故宮博物院がやってくるのに、
日本の中国の顔色を見た対応はね。。。って感じでしょうか。

まあそもそも2つの中国問題ってのがね。。
日本に帰ってきて話していると、台湾の概略を知らない人が多いので
簡単に書きます。
日清戦争の後、日本が台湾を統治する。

第2次世界大戦で日本負ける。中国の統治下に戻る。

中国国内で大戦の時に権力を持っていた国民党(中華民国)と今の政権共産党の内戦が起こる。

国民党が負けに負け、最終的に台湾へ逃げる。
(この時に今の故宮博物院の物とかも持っていく)

国民党、台湾を死守。

ここで台湾の国民党と中国の共産党、2つの中国が出来上がる。
(台湾の名前は中華民国、大陸は中華人民共和国ですね)

世界各国も最初は台湾の国民党政府と国交を持っていたが、
後に日本も含め共産党政府と国交を持つ。


以前に紹介したこの本がその辺り詳しいです。

まあ簡単に言うとこんな感じ。(間違ってたらごめんなさい)
だから人の顔色伺いが好きな日本は、
大陸の中国を国と認め、台湾の中国を国際法上は認めてないわけですから、
国立という文言を使うわけにはいかないとなったのでしょう。
(オリンピックなんかでも台湾はチャイニーズタイペイとしてでていますね)

うーん、今台湾と日本の交流はかなりいい感じなんだから、
難しい部分もあるのはわかるけど、日本もうちょっとがんばろーよ。

台湾の人たちはWBCの時にテレビで台湾のチームを「台湾」って紹介しただけで、
喜んでくれたんだから。
そういう気持ち、偉い人も理解したらいいのになー。
 

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